やすらぎ整骨院

首や指をポキポキ鳴らすのは良くない…。

聞いたことはありませんか？
筆者自身も子供の頃からよく聞いた記憶があります。
ところが、関節が音を出すメカニズムが証明されたのはつい最近で10年ほど前に画像で確認されたと記憶しています。
(筆者は40歳を越えていますので、当然子供の頃はまだメカニズムはハッキリしていませんでした。)

ただ、指などの関節をよく鳴らす人の指が太くなったりなどの結果は比較的顕著に現れていたようです。

ちなみに関節がポキポキなるメカニズムは…。

 

関節は左の図のように関節を構成する骨と骨の先端が関節包という袋で覆われています。
この関節包の中は関節液で満たされて
この関節液が関節軟骨に栄養を供給しています。

関節の動きが硬くなると関節を動かそうとする時に、関節包内に急激な圧力の変化が起こり関節液の中に気泡が発生し、それがはじけることで関節が『ポキッ　パキッ』などの音を出します。
これが関節の音のメカニズムです。

さて…読んでいただいた人の中には疑問をお持ちの人もいるのではないでしょうか？
気泡がはじけるだけで関節が太くなるのか？
気泡がはじけることが体に良くないのか？
関節が太くなったり昔から皆さんが言うように体に悪いのでしょうか？

実は関節が太くなったり、体に悪いと言われる原因は…

習慣化からの依存によるところが大きいのです。

毎日、首や指をポキポキ鳴らしている人は関節を慣らさなければストレスを感じてしまいます。
その為、関節を鳴らそうと無理に関節を捻ったり曲げたりしてしまいます。
過度に関節の運動を強制すると、関節周囲の組織に傷がつき、関節肥厚(関節が太くなる)の原因となります。

関節がポキポキなること自体は決して悪いことではないのですが、無理にポキポキ鳴らす行為が実は関節に負担をかけているのです。

習慣的にポキポキと関節を鳴らしてしまう人…。
ポキポキ鳴らさないと気持ち悪いという人…。
無理な力を関節にかけるのではなく、自然なストレッチで関節を鳴らすようにしてみましょう。

当院ではストレッチなどの指導も行っています。お気軽にご相談ください。

 

 

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